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肩こりや腰痛といった痛みに関する悩みは、整骨院でよく相談を受ける内容です。女性の身体は非常にデリケートで、ご自身で認識していないストレスが原因となり、肩こりや腰痛などを引き起こしやすいと言えます。

ただ、肩こり・腰痛の他にも女性特有の不調や症状がありますので、代表的なものを以下にまとめました。

突然起きるほてりやのぼせ、めまい、耳鳴りなどの不調は、更年期が影響しているかもしれません。更年期とは、閉経をはさんだ前後約10年間のことです。

個人差はあるものの、一般的に45～55歳が更年期と呼ばれる期間と言えます。この時期は閉経に伴い、卵巣の働きが衰えて女性ホルモン（エストロゲン）の分泌が急激に減少します。

この女性ホルモンの急激な減少に加え、心理的因子、社会的因子が重なって日常生活に支障をきたす症状が「更年期障害」です。

更年期は誰にでも訪れるものですが、生活環境を見直すことで症状が出ないまま、更年期が過ぎていく人もいます。そのため、ウォーキングやラジオ体操で身体を動かす、趣味を楽しむ、ときには旅行に出かけるなど、ストレスを溜めこまないように気分転換を心がけましょう。

不妊の定義は「健康な夫婦が妊娠を希望し、避妊を行わず夫婦生活を営んでいるにもかかわらず、1年以上赤ちゃんを授かることができない状態」とされています。

妊娠は、卵子と精子が受精し、着床して成立するものです。そのため、不妊には女性側と男性側のどちらか、もしくはその両方に原因があると言われています。

一般的に35歳以上になると妊娠率は低下しますので、妊娠し辛いと感じた場合は病院で検査されることをおすすめします。

外気温によって冷やされるのではなく、手や足の先端が慢性的に冷えていることを「冷え性」と呼びます。冷え性はストレスや不規則な生活による自律神経の乱れ、女性ホルモンの乱れによって、本来の体温調整機能がうまく機能していないことで発生するものです。

また、女性は男性よりも筋肉量が少ないことも原因の一つと考えられます。筋肉は身体を動かす機能があるのはもちろん、身体の熱を作り出すという重要な役割を担います。

男性に比べて筋肉量の少ない女性は作られる熱が少ないため、冷えやすい身体になってしまうと考えられているのです。身体を冷やさない工夫としては、湯船につかって全身を温めたり、温かい物を食べたりなど、日常生活で意識的に温める習慣を身につける意識が大切です。

子育てや家事で忙しいと、ご自分の不調を後回しにしてしまいがちではありませんか。肩こりや腰痛、冷えといった身体の不調は放置せず、不調に悩まされない環境の整備をおすすめします。痛みや身体の動かし方でお悩みがありましたら、整骨院で相談していただくのも一つの方法です。